樋口歯科・小児歯科  岡山市北区下石井2−1−10 KEビル3F  TEL086-238−8885

家庭でできるむし歯予防

むし歯は、お口の中のむし歯菌が食べかすをエサにして強い酸を出し、その酸によって歯が溶けてしまう病気です。

歯を守る力

酸に対する抵抗力などの歯自身の力を高めるため、歯医者さんでのフッ素塗布やフッ素の入った歯磨き粉を使用しましょう。
食べかすを洗い流したり、歯を修復する唾液の力を高めるために、よく咬んで食べることにより、唾液分泌を促進させましょう。

食生活習慣

酸によって溶けた歯は唾液の中のカルシウムなどにより修復されます。しかし、飲食回数が多い、だらだら食べることなどにより、唾液の修復作用が追いつかずむし歯になってしまいます。

予防ポイント

ブクブクうがいができるようになれば、フッ素入りの歯磨き粉を小豆大に歯ブラシにつけ、1〜2分みがきます。みがいた後、10〜20秒ブクブクうがいさせ、吐き出させます。
可能であれば、1度みがいた後、フッ素入りの歯磨き粉を歯に塗りつけるようにみがくのも効果的です。
お父さん、お母さんが歯磨きの見本をみせてあげましょう。

おやつの食べ方ポイント

お子さんの成長には3度の食事だけでなく、間食によるエネルギーの補助が必要です。1日の必要とするエネルギーの10〜20%が間食の目安になります。
夏休みは生活が不規則になり、食事や間食が不規則になりやすく注意が必要です。

  • ①おやつの1回量を決める
  • ②時間を決める
  • ③糖分の少ないものを選ぶ
  • ④軟らかいものだけでなく、しっかり咬んで食べるものを選ぶ

代用甘味料(キシリトールなど)はむし歯菌の栄養にならない甘味料です。食べ過ぎるとおなかがゆるくなることがあります。