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むし歯のメカニズム
むし歯は、お口の中のむし歯菌が食べかすをエサにして強い酸を出し、その酸によって歯が溶けてしまう病気です。
「むし歯菌の量」「歯を守る力」「食生活習慣」
これら3つをコントロールする
ことでむし歯を予防することができます。
むし歯菌の量
様々な研究からむし歯菌は保育者の唾液から感染することがわかってきました。 中でもとくに生後19〜31ヶ月の間が感染しやすく、この時期を「感染の窓」と呼びます。
お子さんのむし歯予防には本人のみならず、周囲の家族の口腔ケアも必要です。
歯を守る力
酸に対する抵抗力などの歯自身の力と、食べかすを洗い流す唾液の力があります。 歯自身の力を高めるにはフッ素による歯質の強化、唾液の力を高めるためには、よく咬んで食べることによる唾液分泌の促進があげられます。
食生活習慣
酸によって溶けた歯は唾液の中のカルシウムなどにより修復されます。しかし、飲食回数が多い、だらだら食べることなどにより、唾液の修復作用が追いつかずむし歯になってしまいます。